もう何回行ったかもわからない台湾・・・ 用が無くても行ってしまう台湾・・・
僕は昔から海外旅行が大好きでした。数えてみると24カ国は巡りました。その上で最終的に嵌ったのは台湾だったのです。
きっかけはこの男・・・
今から15年前・・・
美容師の僕がある忙しい日、当時まだ大学生だった一人の男性が店に入ってきました。
男「あのー、今からカットってできますか？？」
僕「あと1時間後くらいに丁度空き時間がありますよ」
男「じゃあ、もう一度来ます。僕、髪がぺっちゃんこなんだけど、これってパーマで何とかなります？」
僕「はい、なりそうですよ」
男「じゃあ、パーマもお願いします｝
僕「予約を入れておきます。お名前は？」
男「王です」
1時間後・・・彼はご来店され、ヘアスタイルを決めて僕はカットとパーマをしました。
彼はごく普通に日本語を話しました。
僕「あのー、『王』さんって何人？」
王「僕は台湾人です」
僕「へえー。ずっと日本にお住まいなんですね」
王「いやあ、留学生ですよ」
僕「なるほど、子供の頃から日本語の勉強をされていたのですか」
王「いやあ、大学に入ってからやけど・・・」
僕「あのー・・ 日本語ってそんなに簡単ですか？？」
王「さあ・・・ 僕は話せるけど・・・ まあ、英語苦手やから日本語は話せないと・・・」
僕「あのー、僕ものすごく英語が苦手なんですけど、その理屈だったら僕、中国話せるようになりますかね」
王「ああ、なるんとちゃいますか・・・」
僕が出会った日本語がネイティブでない外国人の中で、最も日本語が上手なのが彼でした。
僕はこの時「いつか、中国語を話せるようになろう・・・」 と決めたのです。
しかし僕は美容師。留学もできません。日本にいて中国語を上達するなど無茶な話です。
頻繁に行けば、留学に近い状態になるかも・・・
そこから台湾通いが始まりました。
さらに僕の背中を押してくれたのは「ピーチ航空」と「バニラエア」・・・
LCCには本当に感謝しています。
今は王君は台北に住んでいますが、これは僕が台北に尋ねて行った時の写真です。
残念ながらとてもじゃないけど中国語では会話できませんでした。
彼の日本語が上手すぎるのです。
もう少しマシになってから会いに行く事にしました。
僕の旅行スタイルは
「荷物は最低限」
「ホテルは現地調達」
「英語は話さない」
僕は、観光客が集まる場所で普通に観光するなんて興味ありません。台湾で生活がしてみたかったのです。
そこで知った事、ガイドブックに載っていない事載っている事・・・ いろいろな情報をアップします。
